stinger5の関連記事表示の動作仕様と削除方法

stinger5では、記事の下部に関連記事が表示される仕様になっています。テーマで標準装備されているのは嬉しいですが、他のプラグインで関連記事を表示する場合は必要無いので消したいという事があるでしょう。

消去方法

直接の出力はstinger5テーマ内の「single.php」内に書かれています。下部にある、

<!--関連記事-->
<h4 class="point"><i class="fa fa-th-list"></i>&nbsp; 関連記事</h4>
<?php get_template_part( 'kanren' ); ?>

がそれです。

「get_template_part」はテーマファイル内のphpを実行する処理です。この場合は「kanren.php」が実行されます。stinger5の関連記事機能を利用しない場合は「single.php」の上記記述と、「kanren.php」を消去しましょう。

動作仕様

「kanren.php」ではどのような動作をしているのかを実際に見ておきましょう。

$categories = get_the_category($post->ID);
$category_ID = array();
foreach($categories as $category):
array_push( $category_ID, $category -> cat_ID);
endforeach ;
$args = array(
'post__not_in' => array($post -> ID),
'posts_per_page'=> 10,
'category__in' => $category_ID,
'orderby' => 'rand',
);
$st_query = new WP_Query($args); ?>

記事のカテゴリを取得し、複数のカテゴリを配列に落としてそのカテゴリーに所属している記事を10件までランダムに呼び出しています。それをhtmlで整形して出力する形です。

stinger5の関連記事は設定しているカテゴリに属していないと表示されないので、新しく設立したカテゴリ記事などではリンクが表示されなくなったりします。このまま関連記事機能を利用していく場合はきちんと仕様を理解して動かすようにしましょう。