stinger5とSEO系プラグインを併用するとヘッダー部がおかしくなる現象を直す
Stinger5はSEO系のプラグインを導入せずともSEO的にヘッダー部分をいい感じに整理しますが、SEO系プラグインと併用するとお互いの処理がぶつかりおかしなことになります。

真っ先にわかるのはタイトル部分ですね。当サイトのタイトル部分が二回連続で記述されています。SEO系プラグインを導入している場合はstingerの処理がむしろ邪魔になってしまうので、ヘッダー部分の処理記述を消去してしまいましょう。
タイトル出力部
stinger5テーマ内にある「header.php」の20行目から41行目がtitleタグの出力部分となります。各ページに合わせてタイトルを変更しながら出力している事がわかります。
<title>
<?php
global $page, $paged;
if(is_front_page()):
elseif(is_single()):
wp_title('|',true,'right');
elseif(is_page()):
wp_title('|',true,'right');
elseif(is_archive()):
wp_title('|',true,'right');
elseif(is_search()):
wp_title('|',true,'right');
elseif(is_404()):
echo'404 |';
endif;
bloginfo('name');
if($paged >= 2 || $page >= 2):
echo'-'.sprintf('%sページ',
max($paged,$page));
endif;
?>
</title>
ごっそり削除して「wp_title(‘|’,true,’right’)」だけ残しましょう。
<title><?php wp_title('|',true,'right') ?></title>
これにより、wordpress標準の出力しかしなくなりますので、SEOプラグインがしっかりとタイトルタグを出力してくれるのかどうか各ページを確認して確かめておきましょう。

よくわからないままこの作業をすると、SEO効果を得られないどころか逆効果になりかねません。
nofollow部の除去
同じく「header.php」にの10行目くらいから「<meta name=”robots” content=”noindex,follow”>」という記述が頻出していると思います。これはタグや検索ページをgoogleにインデックスさせないための記述です。タグや検索ページは基本的に量産されるので、それがgoogleにインデックスされるとサイト全体の質が薄まり検索順位に影響します。
stinger5はそれをコントロールし、検索エンジンに見せたいものだけを表示させるようにしているわけですね。頼もしい限りです。とはいえ、SEO系プラグインを導入しいて自分でインデックスする項目をコントロールしたい時は邪魔になります。
私の場合はプラグイン側で制御するので、この記述も削除します。10行目から19行目までを全て消去します。
<?php if(is_category()): ?> <?php elseif(is_archive()): ?> <meta name="robots" content="noindex,follow"> <?php elseif(is_search()): ?> <meta name="robots" content="noindex,follow"> <?php elseif(is_tag()): ?> <meta name="robots" content="noindex,follow"> <?php elseif(is_paged()): ?> <meta name="robots" content="noindex,follow"> <?php endif; ?>
これでSEOプラグインと強豪する部分を除去できました。
作業は自己責任で
繰り返しますが、この作業はstingerのSEO能力に大きな影響を及ぼしますので、しっかりと理解してから行うようにしてください。
SEOって何? このタグはどういった意味が? と言ったレベルなら、この記事の作業はしないほうが無難だと思われます。