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「パシフィック・リム」爆音上映会の日程が決まりました!

Tweetvite :: パシフィック・リム爆音上映会 in 立川 9/29 ガイドライン

日程は9月29日!

チケットの販売は9月7日の00時からです!

前回の希望者を集めるツイートバイトでは速攻400人近くの人が集まりました。ぼやぼやしているとすぐに買えなくなっちゃいますよ!

映画館での興奮をもう一度。抑えきれない熱をぶちまけるためにもう一度!!

チケット買えるかなあ、ドキドキです。

叫べロケットパンチ!「パシフィック・リム」貸しきり上映会が企画されたようです

この少ない文字数からも伝わる暑さ。まさしく愛ですね。

映画館を貸しきっての上映会なんて、ニュースサイトなんかで見るだけでしたが。パシフィック・リムのためならどこへでもいくぜ!

シネマシティ|立川シネマ・ツー&シネマシティ

場所はここかな。

現在応援者絶賛募集中みたいですよ!!

と思ったらもうリツイートされまくってすさまじい速さで企画が詰められているようです。

週明け情報解禁! 黙して待つぜ。

映画で気になった点や細かい設定などは小説の方でかなり詳しく記されているようです。細かい日程が決まったら予習して挑むぞ。

隅々まで行き渡る余裕とかっこよさ「オーシャンズ11」感想

「4年の刑期を終え、仮釈放されたカリスマ窃盗犯ダニー・オーシャンは、すでに次なる標的を決めていた。それは、ホテル王ベネディクトが経営するラスベガスの3大カジノ“ベラージオ”“ミラージュ”“MGMグランド”の巨大地下金庫に眠る総額1億5000万ドル!計画遂行のためにオーシャンがスカウトしたのは、頭の切れるいかさまトランプ師ラスティーをはじめ、スリの達人ライナス、爆破の達人バシャー、元カジノ・オーナーのルーベン、メカに強いバージル&ターク兄弟、カード・ディーラーのフランク、元詐欺師で変装の達人ソール、配線のプロであるリビングストン、アクロバットの達人で中国系アメリカ人イエン。かくして11人のスペシャリストたちによる犯罪ドリームチームが誕生した!

難攻不落のカジノにスペシャリスト11人が挑む! それだけでワクワクしますが、映画自体は淡々と歩を進めるなんとも不思議な映画。一人一人にキッチリ見せ場もあって良い。

一つ一つの伏線はサラリと流れてのしまい、ほほんと見てると重要な事を見逃してしまう。一秒たりとも気が抜けないのだが、画面からあふれ出る余裕さが本当にカッコイイ。個性的なキャラクターも、それ自体が伏線になっている。恐れ入る。合間に入れるコメディ的なシーンもほどよく笑える。

こういう泥棒ものは、視聴者すらもミスリードしてくれるのが常だが、この映画も類い漏れずやってくれるのが良い。

敵も冷徹。表情を一切変えずに恐ろしさが伝わってくるようだ。全体的に、雰囲気作りと理屈と伏線が綺麗に積み上げられている。何度も見てしまうスルメ的な楽しさがある。

いいね、やっぱりこういうのも。

[ネタバレ]しかしどうしても気になる「パシフィック・リム」の細かい所を突っ込む

大ヒット上映中! 3D/2D同時上映|映画『パシフィック・リム』公式サイト

ネタバレですよー

感想にて、「細かい所を気にせず楽しめば良い」なんて言いましたが、まあ、やっぱり下手の横付きで要らない茶々を入れたくなるのが人間でありますよね。(とにかく大迫力・息継ぎなしのロボットアクション「パシフィック・リム」感想 | aoringo works

投げた後追撃しようよ

イェーガー達はとにかく投げ技とパンチ大好き。特に中国のイェーガーは格好良く敵を投げ飛ばします。しかしただ投げただけでダメージがあるようにはまったく見えない。その後の追撃をするでもなく、敵の出方を待つ。基本的に堅い外骨格なのかパンチやキックで血出てくれないし。

EMP攻撃に耐えるって?

敵のEMP兵器、恐らく体内で核爆発に似た何かを発生させて電磁波によって周囲を沈黙させるのでしょう。対イェーガーに向けた必殺兵器かと。電磁シールドとかしてないんですかね? まあともあれ、直撃を受けたイェーガー、見える範囲の都市機能、味方本拠地の機能が完全に停止します。そこで主人公が「俺たちのイェーガーはアナログだ!」あ、アナログで動くイエーガーってなんだろう。そこはこう、あの攻撃があったときは電源が入ってなかったから動けるとか、そういうので良かったんじゃないですかね? アナログだろうがなんだろうが、少しでも電子部品積んでればお陀仏な攻撃だったと思うんですが。

さらに、基地も沈黙しているのにどうやって運び出すんだろう。あとヘリとか。と思ってたら普通にヘリで現地に飛んできました。どういうことなの。

緊急脱出装置を積んでいないのか

イェーガーと同じくらい重要なのがパイロット。二人乗りで運用する以上、その価値は普通の軍人さんよりも高いはず。しかし、緊急脱出するような場面、というかそのような機能がある描写は主人公のイェーガー以外にありません。ロシア機などは浸水による満水死となってしまいました。

夜戦好きだね

とにかく夜の戦いが多い。おまけに雨などで視界が悪い。イェーガーの放つ光とカイジュウの眼光とディティールでカッコイイ絵が撮れるのは分かるけれど、もっと白昼の下でガシガシ戦って欲しかった。

それは計算じゃない。

「どんどんカイジュウが出る間隔が短くなってるんだ! 僕の計算によれば~」って、それってただの実測から推し量れると思うんだ。間隔が短くなってるのは事実だし、計算で導き出せるくらい正確なら皆体感的に感じているはず。もちろんそれ以外にも色々と計算はしているのかもしれないけれど、なんだかやった仕事が「カイジュウの出る間隔を割り出した」だけみたいな事になってるのは不憫でならない。

元軍人として弾を使い切るのはどうなのか

主人公はとにかくプラズマキャノンを敵に放ちまくる。その上で死んだであろうカイジュウに「確かめよう」と死体蹴りよろしく数発ぶち込む。明らかに必殺技っぽいのにそんな気軽に使いまくっても・・・。と二匹目での戦闘時に「もう弾は使い切った!」って。やっぱり全弾使い込んでました。弾の無い銃を抱える程怖いことはないと思うのですが。格闘だけでいけると思っていたのですか。

最初に出そうよ追加武器

「くそ! 武器は何も無いぞ!!」「武器ならあるわ」とここぞとばかりに出る新兵器。いやあ、最初に出して欲しかったな、それ。というか主人公も自分の乗るイェーガーのスペックはちゃんと見ようよ。元軍人でしょ? それあれば死体蹴りで無駄打ちしたプラズマキャノン温存出来たんじゃないだろうか。

それ、本当に被爆?

元大佐は鼻から血を流し、もう一度イェーガーに乗ったら死ぬとのたまうのだけれど、その理由が「被爆したから」って、どちらかというと乗りすぎで脳に負担がかかりすぎてるだけなんじゃ無いか? と思えるんですが。しかももう一度乗ったらって、そんな具体的に。 というか現在進行形でイェーガーは放射能もれもれなんですかね。そんな危険なのにヒロイン乗せるなよという気もしますが。

海に入るなぁー!

陸上ですら手に負えないカイジュウ相手に海中で挑むなんて気がしれません。主人公機は案の定プラズマキャノンが使えなくなって剣のみだし、視界は最悪。敵はすいすい泳ぎ回ってる。こわっ! こわっ!! もう少し頭を使ってくれ。お願いだから。

独断すぎないか

強大な敵に囲まれ、タイミングを図り自爆する。凄く格好いいシーンのはずなんだけれど、「これから自爆する」って大佐勝手に決めるなや。隣に人乗ってるんだが。というか緊急脱出装置はやっぱり無いんだね。お隣さんも「ご一緒できて光栄でした」って一緒にボタン押すし。君のお父さんなんともいえない微妙な表情してたよ・・・。

カイジュウの赤ちゃんって

カイジュウの脳に入って情報を探るのは「おおっ」と思った事だけれど、赤ちゃんにやるのはどうなんだろう。カイジュウ同士は繋がっている的な話は出ていたけれど、赤ちゃんの脳に入り込んでも詳しく色々と見れるものなんですかね。

GLaDOSたんじゃないのおおおおおお

イェーガーのナビ子の声は、吹き替えじゃなければゲーム「Portal」のボスキャラ「GLaDOS」というAIの声でした。これは意図的なもので、開発元のSTEAMからも許可を取り付けてます。いくつかのニュースサイトでは「GLaDOS映画デビュー!」なんて見だしてパシフィック・リムが紹介されていました。その声は「大ヒット上映中! 3D/2D同時上映|映画『パシフィック・リム』公式サイト」のメニューへアクセスすることで聞くことが出来ます。

どれだけ吹き替えがよくても、GLaDOSたんの声がきけないなんて。ああ。BDが出たら是非とも字幕版でも見てみてくださいねorz

となんやかんや言っても

特に気になった所を上げただけですけれども、このように色々と粗はあるんですが。ここら辺に口を出すと負けなんですよ。カッコイイモチーフのためには道理も理屈も通らないのです。早くBD出ないかなあ。

お決まりを把握してないと少しキツイかもしれない「ローン・レンジャー」感想

ローン・レンジャー | ジョニー・デップ | ディズニー映画

予告からして「なんかパイレーツ・オブ・カリビアンみたいだなあ」と思ってたら同じ監督さんなようで。

全体的な感想としては、陸に移したパイレーツ・オブ・カリビアン。というかジョニーデップが出てる時点でスクリーンがジョニーデップ色に染まるんですが。海から陸に舞台を移した分、美しい風景や荒野といった景色を楽しめはします。

しかしこう、どうにも間延び感は禁じ得ません。ストーリー自体が単純なだけに、合間にどれだけイベントを盛り込んでもいまいち盛り上がりに欠ける。二時間半ある長い尺を贅沢に使いすぎたか。

ディズニーお得意の音楽に合わせた盛り上がりも、コメディコメディするにはどうにもお話が暗い気が。子供が見るには少し血が多すぎる。はっきり言ってキツイのでは。

かといえば主人公はお堅いおりこうさんで、どうにも煮え切らない。子供向けなのか大人向けなのか、どっちなんだろう・・・。と思っていたら、このタイトル自体昔からあるもののリメイク作品なのですね。とすれば、「お決まり」な要素が色々とあるのかもしれません。

西部劇自体が日本ではあまり受けない気もしますが。はてさて。

とにかく大迫力・息継ぎなしのロボットアクション「パシフィック・リム」感想

大ヒット上映中! 3D/2D同時上映|映画『パシフィック・リム』公式サイト

近未来。太平洋の奥深くにある海溝から突如巨大な生物が現れ、世界各国の主要都市が次々と襲われた。「カイジュウ」(怪獣)と呼称される謎の巨大生物たちの圧倒的な力を前に、人類は滅亡の危機に瀕する。国際的な軍事組織、環太平洋防衛軍は最終手段として、パイロットと神経を接続して動く2人乗りの巨大ロボット「イェーガー」を稼働させ、カイジュウ退治に向かわせた。対怪獣戦争のはじまりである。

とにかく迫力のある映画がみたい! と思ったら今年はもうこの映画意外にないだろう、と思うほどに出し惜しみしない映画だ。

目まぐるしい程にシーンが進み、戦闘、戦闘、戦闘!!

冒頭一分からカイジュウが出現してからノンストップ。スピードマックス。監督はこの映画を「目のプロテイン」と表現したけれど、まさにという感じ。

その分細かな所に粗が見受けられるものの、そんな事を気にしてたら負けだ。カイジュウは怪獣らしく動き回り、ロボはロボらしくガショガショ駆動する。それぞれ特徴があって実に良い。突拍子の無い設定が目白押しで、特撮ファンはきっとこういうのたまらないのだろうなと思う。音楽も素晴らしく、ゴジラの登場シーンを彷彿とさせるような曲調はきっとリスペクトなのかなとか思ったり。

吹き替え版は声優の方々が熱演していて無理なく物語にのめり込めるし、贅沢な娯楽映画が出来たものだ。

話題になった芦田愛菜の演技も見事。「ママ」の一声に胸が締め付けられる。

総じて、満足度が高く手放しで見る事が出来る映画だった。