「エンタメ」カテゴリーアーカイブ

本、映画、アニメ、動画などといった娯楽作品関係の記事をここにまとめています。

2012年に読んだ衝撃的だった本たち

今年も色々と本を読みました。全て合わせて300冊程度。みなさんはどのような本を読みましたか? 私の場合、今年は色々と挑戦の年であったように感じます。小説に本腰を入れ、htmlやphp、wordpressなんかにも首を突っ込み、今はC#を楽しく弄ってますよ。

今年は何に力を入れましょうか・・・イラストとか楽しいかも知れません。

ともあれ、振り返りつつのんびりまとめていこうかと思います。

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[ビジネス書]創作に携わる人には意外とヒントが多いかもしれない 「たくらむ技術」書評

「ロンドンハーツ」「アメトーーク! 」(テレビ朝日系)など大人気番組のプロデューサーが、自らの「脳内ノート」を大公開! ヒット企画の陰にある数々の「たくらみ」とは? バカな番組を実現させるクソマジメな仕事術とは? 「トレンドに背を向ける」「企画はゆるい会話から」「勝ち続けるために負けておく」「文句や悪口にこそヒントがある」「スベる人の面白さ」……「面白いもの」が好きな人、「面白い仕事」がしたい人、必読の一冊。

via: Amazon.co.jp: たくらむ技術 (新潮新書): 加地 倫三: 本

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宴会・二次会のお供に 笑える・受ける・ネタになるカラオケ曲たち

さて、宴会シーズンですね。二次会はなにになりますか? 私はカラオケ派です。というわけでネタ色の強い曲達を紹介いたします。

つかみに

いきなりネタ全開の曲はどん引きされる場合があります。ジャブのような曲は必要です。場の雰囲気として「ネタ曲は受け入れられるかどうか」の判断にもなりますね

死にたがり/梨本うい

【初音ミク】死にたがり【オリジナル曲】 – ニコニコ動画:GINZA

ロック調で聞きやすく、ストレートですね。ネタにもなるし真面目にも歌えます。場の雰囲気がどちら側か判断しやすい曲です。

グリーン・グリーン/in the soup

こちらもロック。あの「グリーングリーン」をかっちょうよく歌い上げます。みんなもノリノリでついてきてくれるのでとても歌いやすい。

酔っ払いが多い場合

もうなにがなんだかわからなくなってるパターンはよくあります。とりあえずもう騒げ! 歌え! 飲め!! みたいな状況。精神年齢ががくんと下がり、プロレスラーのマネをし始めたりとかとか。そんな「どうにでもなれ」みたいな空気の時にはこんな曲がいいかと思います。

死ね死ね団のテーマ/キャッツアイズ ヤング・フレッシュ

タイトルからしてもう・・・。ネットではflashなどで有名ですね。

名古屋はええよ!やっとかめ/つボイノリオ

関東で歌うとなかなか受けるはず

うんこ/森山直太朗

すっごく良い曲なのですけれどね、うんこ。

崖の上のポニョ/藤岡藤巻と大橋のぞみ

歌のおにいさん、おねえさんの気分で歌うのがコツです。綺麗に歌いましょう。

本気なあなたに

本気で笑いを取りに行く。そんなあなたにはこれらがお勧め。

スマイル/the pillows

しっとりな曲調がいきなり叩き付けるような歌詞と共に変貌します。とりあえず注目度は抜群。

星のアルペジオ/BUMP OF CHICKEN

隠しトラックですので入っているカラオケは限られていますが、このシーズンならではの曲でもあります。

撲殺天使ドクロちゃん/ドクロちゃん

意外に穴場。危険物でもあるので取り扱いは十分注意が必要です。

やっちゃった/般若

あえぎ声、裏声まで使えたら完璧。個人的にこれが鉄板です。

DT捨テル/ゴールデン・イクシオン・ボンバー DT

全てが酷い曲です。酷すぎです。でも好き。

きみのためなら死ねる/光吉猛修とスーパーラバーズ

天国と地獄〈完全版〉/光吉猛修とスーパーラバーズ with ラブラビッツ

残念ながらまだカラオケには入っていない様子・・・もう少ししたら歌えるようになるかも? おじさんたちの哀愁漂う声が癖になります。

浮気なぼくら&インストゥルメンタル/YELLOW MAGIC ORCHESTRA

渋い声であればあるほどよろしいです。キュン♪ をまろやかに、かわいらしく、余韻を残すように歌うのです。

難易度高し

受ける!! が、歌唱力を問われる曲です。だからこそ完璧に歌えたら持ちネタになります。

ROLLING 1000tOON/マキシマム ザ ホルモン

マキシマムザホルモンは全体的に憶えるのが大変ですが、この曲は比較的歌いやすい部類かと個人的に思っています。歌詞を気持ち省略しつつリズム良く歌い上げると上手くいきます。デス声、裏声、高い声を切り替える必要があり、大抵疲れ果てちゃいます。

三人のおじさん/BUMP OF CHICKEN

口笛が吹ける人はこれ。隠しトラックなので歌えるカラオケは限られます。また、スローテンポなので場が暖まってないと苦痛な時間を味わうことも。タイミングが難しい曲です。

Vicinity Of Obscenity/System of a down

system of a downは聞きやすい曲が多くて好きです。この曲は真面目に歌ってもかっこいいんだ・・・。

ぴんくの象/KOKIA

キンキンに高い声を出せる人は是非ともこの曲をマスターしていただきたいです。かなり難易度高めですが、インパクト大。

ゆきこさん/ミドリ

荒々しく、そしてかわいい歌です。デス声で喉が潰れる曲でもあります。

真面目な空気のなかにシレっと混ぜる

ネタ曲が通じなさそう、けれども笑いはとっていきたいぜ。そんなロックなあなたに真面目、でもネタな曲を。

マッシュルームマザー/キノピオP

【初音ミク】マッシュルームマザー【オリジナルPV】 – ニコニコ動画:GINZA

君はいなせなガール/石風呂

君はいなせなガール/歌、IAとmiki – ニコニコ動画:GINZA
ダウナーにがくんがくんするように歌うと独特の面白みが出る曲たちです。歌詞もおもしろおかしいのが良いです。

危険牌

ネタ曲だけれどちょっと待つべきな曲。

男女/太郎

あまりにも有名になりすぎました。20代の人が多い場所ではちょっと危険です。「男女かー」といった反応をされる場合が・・・。職場の飲み会、宴会など、上司が多い場所では盛り上がると思います。

金太の大冒険/つボイノリオ

いまさら・・・な感が強いです。直接的すぎるのもマイナスに働く場合があります。

オタ系

あなたが職場でオタク認定されていて、遠回しに、いや、直接的にでも「アニメの曲いれてよ」といわれたら。ドヤ顔でこれらを入れるのです。

Os-宇宙人/エリオをかまってちゃん

若干危険牌。完璧に歌える自信が無ければいれるべきではありません。逆に完璧に歌えて場の空気を支配できるのであれば、最強の一手間違いなし。

ハレ晴レユカイ/涼宮ハルヒ(平野綾),長門有希(茅原実里),朝比奈みくる(後藤邑子)

有名なので抵抗はないはず。踊りまでできれば完璧です。

さくらんぼキッス 〜爆発だも〜ん〜/KOTOKO

台詞の部分まで気持ちを込めて歌うんです。聞いた方は悶絶死すること間違いなし。「歌えっていうんじゃなかった」と頭を抱えさせたら成功です。(ぇ

Princess Bride!/KOTOKO

KOTOKOでネタに使える曲を漁ってたら日がくれそうですね。

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まだまだ紹介したい曲沢山あるのですけれど、今回はこの辺で。新年会、忘年会をたのしんでくださいね!

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ダンガンロンパ2に絶望した[ネタバレ]

まんまとハメられたとも思うけれども、私はダンガンロンパ2に絶望したんだ。

ネタバレを含みます。

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現役小説家が出すことに意味がある。が、手を広げすぎて薄味感は否めない「小説講座 売れる作家の全技術」書評・読書メモ

200以上ある文学新人賞から毎日多くの作家が誕生しているが、数年後に残るのはわずか数パーセントにすぎない。30年以上にわたりトップを走り続ける著者が、作家になるために必要な技術と生き方のすべてを惜しげもなく公開する小説講座の決定版。

via: Amazon.co.jp: 小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない: 大沢 在昌: 本

現役の小説家である著者が、自身の小説哲学とでも言うべきものを講義議事録の形でこれでもかとあけすけに披露してくれている。取り上げる事柄は多岐にわたり、視点、口調、キャラクター、起承転結、劇中専門用語、コツ。とにかくなんでもかんでも、全てに対してメスを入れようという気概を感じる。

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小説を投稿したことがある人たちの疑問に的確に答えていく「懸賞小説神髄」書評・読書メモ

 編集者、書き手の指南書というのはいくつも見てきたが、「下読み」の指南書というものは初めてなので、思わず手が伸びた。まず、視点が違うとこれだけ考え方が違うのだなと驚かされる。

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群像劇として、キャラクターの特性を綺麗に描き出すことに成功している「ガケロウデイズ」書評

『カゲロウデイズ』他、投稿された楽曲の関連動画再生数が1000万を超える超人気クリエイター・じん(自然の敵P)。その本人による書き下ろしノベルが登場!全ての関連楽曲を繋ぐ物語が初めて明かされ、さらなる「謎」を呼ぶ!―これは、8月14日と15日の物語。やけに煩い蝉の声、立ち揺らめくカゲロウ。真夏日のある日にある街で起こった一つの事件を中心に、様々な視点が絡み合っていく…。新感覚の燦然たる青春エンタテインメント小説。

via: Amazon.co.jp: カゲロウデイズ -in a daze- (KCG文庫): じん(自然の敵P),しづ: 本

ニコニコ動画で楽曲の作り手として人気のある「じん(自然の敵P)」自ら手がけると言うことで、本書はかなり話題となった。元々、著者の曲はそれぞれに相互リンクしているようなニュアンスがあり、曲中のキャラクターが他の曲に顔を出したり、一部のコードが過去曲から引用されていたりと、ファンの心をくすぐるような仕組みを持っていた。
曲自体も物語性が強く、ファンたちは様々な憶測を交えながら曲を理解するという楽しみがあった。そんな中で「カゲロウプロジェクト」という、著者の楽曲を繋いだ物語をリリースしていく企画が始動、本書はその第一歩目というわけだ。

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無味無臭の”あの頃”が横に座る「学校の音を聞くと懐かしくて死にたくなる」感想

郷愁と哀愁。後悔と未練。 鬼才、せきしろが紡ぐ短編ライトノベル集。 担任の先生が教壇に立つ。いつもなら騒がしい教室が今日は静かである。 生徒たちは誰も口を開かない。 「無事、卒業式が終わりました……」 教室に響く音、廊下に伸びる影、卒業式の涙。 図書室の先輩、アルバイト中のキミ、文化祭の僕。 鬼才、せきしろが自由律俳句、108字×108編のショートショートに続き挑んだ新ジャンル“短編ライトノベル”堂々開幕。

via: Amazon.co.jp: 学校の音を聞くと懐かしくて死にたくなる: せきしろ: 本

短編「ライトノベル」とされているが、まさに「ライト」だと思う。ただ、一般的なライトノベルの枠には絶対に入らないが。

まさにタイトル通り、登下校の足音、放課後の吹奏楽部の練習、チャイム――あらゆる「学校の音」に懐かしさと同時に、痛さのようなものを感じる人を狙い撃ちするような本だ。多感な時期を集団で過ごし、若く極端な思考による哲学を組み立て、それなりに充実した生活を送って、社会に出てみてふと振り返る。あの頃の自分は輝いていたのか、それとも、実はそれほど輝いていなかったのか……。本当は「無意味」だったのではないか。そんな風に錯覚(もしくは気づか)されるものとなっている。

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